HAU 北欧旅行記【2日目 キルナⅠ】
2010年2月13日土曜日。
北欧旅行2日目です。
まずは、前回詳しくお伝えできなかったリパンホテルについてご紹介したいと思います。
リパンホテルは、キルナの中心街から徒歩12分ほどの場所にある全室キャビン形式のリゾートホテル。
オーロラは街灯や家の明かりなどのちょっとした光によって見えにくくなってしまうこともあるそうなので、街はずれにあるこのリパンホテルは絶好のオーロラ観賞ポイントです。
レセプション棟にはオーロラルーム、レストラン、バー、スポーツショップなどが併設されていて、特にレストランはキルナで一番美味しいと評判のようです。(私もディナーを食べてきました。詳細は後日)
アクティビティも充実していますので、ご家族や友人同士で行っても楽しめます。スキー用具や防寒具のレンタル(別料金)もありましたよ。
そして、11月上旬から4月上旬までの間、「NORDIC JAPAN(ノルディックジャパン)」社の日本語係員さんがホテルに駐在していますので、語学に自信がない方やなにかトラブルがあった時にも安心です。
私が滞在中にいらした日本人スタッフの方が大変親切で、色々と気にかけてくださり、本当にお世話になりました。
キルナの見所やその日のオーロラ出現率情報なども丁寧に教えていただけるので心強かったですよ(´∀`)
そうそう、遠いところからわざわざオーロラを見るためにやって来るのは日本人くらいだそうです…(´・ω・`)
最近キルナでは日本人誘致に力を入れているようで、リパンホテルにもオーロラ観賞のための小屋が新設されていました。
こちらがレセプション棟外観。
食堂もこの建物の中にあるので、朝起きたらまず各キャビンからこのレセプション棟に向かいます。
レセプション棟ロビー。
内装はスカンジナビアンスタイルで統一されており、洗練された雰囲気。
朝行くと、奥のカウンターにいる日本人スタッフの方に「おはようございます(^^)」とお出迎えしてもらえて和みます。
オプショナルツアーを予約している方は、この時にツアーの時間などを確認しておくと安心です。
レセプション棟2階オーロラルーム。
雑誌のようなおしゃれっぷり。大きな窓があるので、寝椅子でくつろぎながらオーロラを鑑賞することも可能です。朝食後のコーヒーをここで楽しむのもOKだそうです。
さて、肝心のリパンホテルの朝食ですが、なんと写真を撮ってくるのを忘れました;
シリアルやパンが基本でしたが、付け合せのドライフルーツやジャム、ハムやチーズなどの種類が豊富でどれも美味しかったので4日間飽きることなく食べられました。パンケーキがすごく美味しかったです(^^)
あと、なぜかスイカが大量に並べられていました…真冬だったんですけどね…
朝食を食べ終えたら、とりあえずキルナの中心街を探索しに行くことに。
向こうにチラッと見える建物がキルナ小中学校。
まずはあれを目指して雪の中をざくざくと進みます。
キルナといえば、鉄鉱石。
向こうの段々になっている山が鉱山だそうです。
街の観光案内所では、鉄鉱山見学ツアーを催行しているようなので、参加してみるのも楽しいかもしれませんね。
キルナの街並み。
かわいい家ばかりでとてもキレイな街並みです。
この道をまっすぐ行くと、中心街に辿り着けます。
街では丁度ウィンターマーケットが開かれていたのでちょっと覗いてみました。地元の人々で大賑わいです。
ペットグッズショップ発見!
BJORKIS(ビヨルキス)もズラーっと並べられておりましたよー
フードボウルが所狭しと積み上げられてます。
シンプルなものが多いですね。
こちらはカラフルなグミが並ぶお店。
お店のおばさんがにこにこと話しかけてくれました。旅行者にも優しいです。
ウィンターマーケットには、犬連れで来ている人もたくさん。
キルナでは、お店の前に犬を繋いで待たせている光景が多く見られました。この辺は日本と同じですね。
しかし日本と違うなと思ったのは、待っている間に吠えたり、不安そうにキョロキョロしている犬が一切いなかったこと。
キルナのわんこ達は、みんな落ち着いた様子で飼い主さんを待っているのです。
さすが、しつけがしっかりしてるなと感じさせられました。
しかし寒そう…
こんな雪の中で待っているなんて、君たちはなんて偉いんだ!
お昼ごはんはキルナで唯一のハンバーガーショップ、「Sibylla」で食べることにしました。
何を隠そう、この旅の裏テーマは「北欧のハンバーガーを食い尽くせ」
ハンバーガー好きの私としては、見過ごすわけにはいきません。
手前が「GREEN MEAL」、奥が「LAX MEAL(サーモンバーガー)」。
何というか、バンズも肉も馬鹿でかいんですがそれに収まりきれないほどの野菜もはさまっており、ハンバーガーと言うよりはほとんど凶器です。
食べにくっ!でもウマッ!な感じでした。
お腹もいっぱいになったところで、一旦ホテルへ戻ります。
リパンホテルに戻ってみると、こんなカワイイものが!↓
レセプション棟の前で、どうやらご主人の用事が終わるのを待っている模様。
待ちすぎて雪がこのわんこの形に沿って溶けちゃってます。
そしてちょっと見えにくいですが、BJORKIS(ビヨルキス)のハーフチョークカラー着けてますねー。
色はグレー。お似合いです!
街でも犬を散歩させている人をたくさん見かけましたが、BJORKIS(ビヨルキス)着用率の高さには驚かされました。さすがはBJORKIS(ビヨルキス)のお膝元、キルナ。
あっちのわんこもこっちのわんこもみーんなBJORKIS(ビヨルキス)!街の人々に愛されているブランドなんだなぁと感じました。キルナでは特に蛍光色が人気のようでしたよ。
さて、今回キルナでは3つのオプショナルツアーに申し込んでみました。
今日はその中のひとつ、「アビスコ・オーロラスカイステーションツアー」へ行ってきます。
「アビスコ・オーロラスカイステーションツアー」とは…オーロラ観測地として人気のアビスコ内の山腹に位置する「オーロラスカイステーション」というオーロラ観測のための施設までリフトで向かい、暖かい室内で夕食をいただきながらオーロラ鑑賞!という、なんとも優雅なツアー。
こちらがアビスコ・オーロラスカイステーションでの夕食。写真がヘタであまり美味しそうに見えませんが…(;´Д`)
トナカイの肉です。あまりクセも感じず、美味しくいただけました。
これにパンとスープも付いてきます。
デザートのチョコレートケーキ。
これは…とにかく激甘!何かの果物のソースがかかっていましたが、このソースも激甘!
しかしこのツアー…ちょっと誤算でした;
部屋に大きな窓があって、夕食を食べつつ室内からのんびりオーロラ鑑賞できるんだと勝手に思い込んでいたのですが…
実際は大きな窓なんぞなく、じゃあどうやってオーロラをみるのかというと…
なんと、夕食を食べている途中に、施設の人が「オーロラが出たぞー!」って呼びに来るんです(笑)
そうやって呼びに来るたびに夕食を中断して外にオーロラを見に行かなければならないわけです;
夕食はゆっくり食べていられないし、外へ出るたびに防寒具を着たり脱いだりしなきゃいけないしでなんだか慌しかったです(笑)
しかも吹雪がすごくて結局はっきりしたオーロラも見られず…(つД`)
その吹雪のおかげで帰りのリフトは途中で止まってしまうし…(本気で凍死すると思いました)
まあ、いろんな意味でとても貴重な経験ができたので良しとしときます(笑)
そんなこんなでホテルに着いたのは深夜すぎ。
おかげでこの日もぐっすりと眠れました(´∀`)
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