HAU 北欧旅行記【3日目 キルナⅡ】
2010年2月14日日曜日。
北欧旅行3日目。
朝起きて、キャビンから出てみると…
気持ちの良い空が広がっていました!
キルナでは、オーロラの他にも運が良ければ「真珠母雲」という虹色に輝く雲が見られるそうです(今回は残念ながら見られませんでした)。
日本ではオーロラの様に有名ではありませんが、高緯度地方の冬季にしか見れないレアもの(?)らしいです。
さて、本日はこの北欧旅行で最も楽しみにしていた「犬ぞり体験」の日です。
昨日のアビスコ(オーロラスカイステーション)みたいに吹雪いてたら大変……と天候が気になっていましたが、良い天気で一安心。
早速、スノーアクティビティーの装備を整え、犬ぞりポイントまで向います(ホテルから送迎してもらえます)。
アクティビティーのときのスノーウェア、シューズなど防寒具のレンタルはツアー料金に含まれていることが多いので、わざわざ1、2回のアクティビティーのために本格的なスノーブーツやスノーウェアを持っていく必要はないです。かさばるし重いですからね。
着いてみると、犬の姿は見えず、代わりにこんなコンテナカーがありました。
近づいてみると……
!?
コンテナカーに、そり犬達が収容されていました。
こちらが犬ぞり用そり。トナカイの皮が敷かれています。
ガイドの方が犬をコンテナから出し、ハーネスを取りつけていきます。
こちらはビヨルキスの犬ぞり用Xバックハーネス。
ちなみにこのワンコ達は全員アラスカンハスキー。
あまり耳慣れませんが、アラスカンハスキーというのは犬ぞりレースのために交配されたミックス犬の総称だそうです。
どうですか、この表情!
「はやく行こ~ぜ~щ(゚∀゚щ)」といった感じでしょうか。気合い十分です。
いよいよ出発!
ちなみに、そりは5人乗り。
身長が低い人から順番に先頭から乗っていくわけですが、私、余裕で先頭席ゲットしました。・゚・(ノ∀`)・゚・。ちょっと悲しい…
しかしおかげでこんな迫力ある写真が撮れたので良しとします。
美しい景色の中を走りぬけていくそり。
なんとここ、湖の上。
冬の間は犬ぞりやスノーモービルの通り道になるみたいです。
ガイドさん含め6人も乗っているので大変そう…ハラハラしながら乗っていましたが、そんな心配はよそにワンコ達の走りは力強いです。
15分程走ったところでちょっと休憩。
人間はこのようなコタと呼ばれる小屋の中で休憩をとります。
コーヒーと軽食がふるまわれ、火を囲みながら冷えた体を温めます。
頑張ったワンコ達も外でごはんをもらっていました。
雪を食べてクールダウンするワンコ。
休憩時間は結構長いので、この間にワンコ達と触れ合ったり、写真を撮ったりできます。
みんな思ったより人なつっこく、サービス精神旺盛(笑)
スタート地点に戻るため、再び出発!
ついつい前を走るワンコ達ばかり見つめてしまいますが、周りの景色も本当に美しいです。
そり犬達と触れ合え、北欧の美しい森の中を駆け抜ける爽快感が味わえるこのツアー、本当にオススメです!
頑張ってくれたワンコ達、お疲れ様でした!
夜。
この日の夕食は、キルナで一番美味しいと評判のリパンレストランで。
2月14日限定の「リパン スペシャル ヴァレンタインメニュー」なるものをオーダーしてみました!
まずはこちら
「北極圏産イワナとホタテのパテ・スプラウトサラダと海草ときゅうり和え」
なんと、きゅうりを凍らせてきめ細かいカキ氷状にしたものが上に乗っかってます。
新感覚な食べ方でしたが、味のほうはバッチリ、美味です!
お次、
「アントロコート(牛フィレ肉)とローストアーモンド、オニオンリング」
相変わらず写真がヘタでなんだかよくわからない感じに写っちゃってますが、実物はちゃんと見た目もきれいで美味しいんですよ!
ただ、ボリュームがすごいのでこの時点でかなりお腹いっぱい。
このあとデザートとして「チョコレートの盛り合わせ」が出されました。(写真撮るの忘れた…)さすがバレンタインメニュー。
しかし前日のアビスコのデザートの時も思ったんですが…北欧のデザート、激甘過ぎやしませんかね?
甘党の私ですが、完食するの結構大変でした(;´ `)
総合的には大変美味しかったので、機会があればまた利用したいなあ…。
皆様もキルナを訪れた際には是非行ってみてくださいね。
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